素敵SFCの環境
雑誌について
石橋洋平 環境2年 †
ˌ 誰が視聴するの?頑張ってるのはよくわかるけどさぁなんてメディア企画(失敗)例、知れば知るほど沢山あるというか、このキャンパスにいると他人事っぽくなくて嫌なんだ。コンテンツを考えましょう、世の中に打って出て成果を出しましょうなんて授業がいっぱい、実態「企画ごっこ」がうまい具合に回っただけで優等生扱い。金儲けってレベルじゃねえし、なんて学期末のアンケートにたらたら書いた某授が、今季から基本的な実技(画像処理とか)の伝授にウエイトを置いてしまった。私のせいだろうか。とにかく世間の商売じゃ通用しなさそうな薄っぺらさムンムンだ。
ˌ 雑誌関係で直接ポシャるのを目撃したのは月刊少年ブラッド(2006)とコミック・ガンボ(2007)くらい。両方とも連載陣集めに苦労していて、無名作家が多く起用された(この時期アニメイトに行くと数多の雑誌創刊号に会えた、作家の取り合いとか相当激しかった筈)。きっと他の仕事掛け持ちで、無論アシスタントは付けられないんだろうなと同情したくなるレベルの寂寞とした画面作りが思い出される。それで私個人は「タダでも読みたくなかった(by唐沢俊一)」。結局「低価格」を売りにしていた前者は半年でフェードアウト、もっと凄い「無料」漫画雑誌だった後者は、創刊時テレビで散々取り上げられていたけど、一年持たなかった。
ˌ 割と若い層が企画運営をやっていたようだけど、失敗した結果を見送った後では「頭でっかちな若造の自己満足」なんて意見ばっか。これが我々の未来像かも。R25みたいになれたのはR25だけか。でも発行元のリクルート社、実は五十歳いってないし、R25の制作メンバーは対象読者層(四捨五入して三十歳)とだいたい同年代だ、若者の目覚ましい活躍では。となったところで社会学博士・小熊英二先生の「一パーセントの成功談なんか聞いて役に立つわけねえだろ何が新コンテンツだ」とニヒルな笑いでダメ押し。ここはそういうところなんです。